子どもと楽しむためにスラックラインを買ったけど、できる場所が限られていて悩んでいる話

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スラックラインとは何か?

 コロナの影響で自粛生活が長くなりそうな頃、家の前あたりで何か遊ぶいいものはないかと調べた結果、「スラックライン」なるものを知りました。

 スラックラインとは、一言でいえば、ただの「ひも」です。そのひも(ライン)の上で歩いたり、トリックと呼ばれるアクロバティックな技をしたり、そのあたりは奥が深そうです。

購入したスラックライン

 本体は、これです。DODのスラックライン。

 やってみないことにはわからないので、お試しで子どもたちが歩くくらいを想定して、思い切って買ってみました。

 通常、木と木の間にくくりつけてピンと張った状態にするのが基本です。

 しかし、いくつか確認しないといけないことがあります。

①木と木の間隔と木の太さ

 ラインは全長で15mしかないので木に巻きつけるのでその間がMAXで10m位でないと長さがたりなくなります。また、太さが細いと強度が心配になり、太いと巻きづらくなります。

②くくりつけてもよい木なのか

 木を痛めることになるため、くくってはいけない木も多数存在します。公園などでは管理しているところに確認して見る必要がありますが、そもそも管理センターの人も知らない場合も多々あります。

 このように、なかなかスラックラインを張るのに適した木がないというのが実情です。

家の前でラインを設置する場所を検討しました

 ラインを張るためには、ラインを張れる場所を探すか、自分で作るか(よくあるのはは地面に打った杭などを利用してを張る)の2択かなと思います。

 そこで、まずは家の前でラインを張る場所を検討しました。

 ブロックの上のメッシュフェンスに引っ掛けようかとも考えましたが、強度不足の懸念があり却下しました。

 いろいろ検討した結果、1つは玄関前の目隠し用の柱、もう1つはロープ用の杭にシャックルをつけることにしました。

 そして、杭は近所のホームセンターで、シャックルはこれを購入しました。

 しかし、シャックルは正直ちょっと過大すぎました(笑)他の部分の強度と比べ、ここだけ耐荷重を1.5tにしても意味がなかったかなと思っています。その前に杭が動いてしまいそうです。

シャックルとは
吊り荷とワイヤロープなどを繋ぐ連結用金具です。そもそも何か知りませんでしたが、後日、ブランコの根本にもついているとこを発見しました。

 ロープ杭とシャックルでラインをとめ、高さを脚立でだしてみたところ、ひとまずできるようになりました。

ロープ杭+シャックル
ステップで高さをだす

 値段は、子どものおこもりストレス、運動不足解消グッズにしては想定以上の値段になってしまいましたが、長く楽しめるようにできればと思います。

ロープ杭でラインを張ってみた時の問題点

 問題点をまとめました。このうちのいくつかは、もう少し子どもの年齢があがると解決するかなと思っています。(現在子ども達は4歳と2歳)

  • ラインを張る場所が限られている
  • 準備に多少時間がかかる
  • 子ども達が準備の邪魔をする
  • 設置終わるまで待ってくれない(他のもので遊びだす)
  • 手を持ってあげないとできない(親は動けない)
  • 子ども達はすぐに飽きる(5分くらい)

 家の前でやるには高さを出すためのもの(フレーム)が必要で、それなりに準備作業が大変です。そうすると、大人も子どももやる気を削がれてしまいます。

 そして、今の状態で家の前でやると、子どもが歩くくらいは可能ですが、大人がのるのは厳しいです。フレームが恐らくもたないと思います。ちなみに、我が家にあるもので、ロープ杭からの高さを出すものを試してみた結果は以下の通りでした。恐らくどれも耐荷重に不安が残ります。

 ①脚立
  2階から持って降りる必要があるため、準備・後片付けが結構大変でした。

 ②伸縮性のはしご
  足が2本のため、バランスをとるのが難しく、不安定になりました。

 ③ステップ
  子ども用として家の中で使用しているため、外での使用は控えたいです。

 どのフレームにするかは、もう少し検討の余地があると思います。

家の前以外でラインを設置する場所を検討しました

 ロープ杭を強化してスラックラインを簡単に設置できるようにする方法を模索すると共に、公園など外でできるところはないかと探しました。木のない公園もありますが、公園によってはできそうな木もありました。

 しかし、実は公園は結構やってはいけないみたいです。木が痛むのと、危険な遊びをしていると通報されることもあるからです。どこでやればいいのかはみんな悩んでいるようです。

 話はそれますが、似たような問題として、最近では公園でボール遊びがほとんどできなくなっていますね。身近なところとしては、公園しか思いつかないのでアイデアだけ考えてみました。

個人的なアイデア
・遊具にくくりつけて年齢制限か体重制限をかける(子どもだけOKとする)。
・公園に杭を打ちつけて、ラインは持参で子ども用としてだけスラックラインをつけるのはOKにする。

 身近でところで簡単にできるようになればもう少しスラックラインも普及するのかもしれません。それはそれで他の遊びに利用したり、危険な遊びでケガをすることもあるかなとも思いますが、公園の利用方法として一考して欲しいな、と思います

 結局、行動許容範囲内では、比較的大型公園である大渕池公園がマナーさえ守ればOKということが判明しました。できる場所がわかっただけでほっとひと安心。せっかく買ったラインが、日の目を見ることなくお蔵入りにならなくて済みそうです(笑)

 家の前の方は、ロープ杭の強化方法についてじっくり考えてみることが必要です。そのことについてはまた後日。

公園でスラックラインをやってみた結果どうだったか

 設置10分、やるのに5分、片付けに5分 半分以上は準備と片付けでした(笑)

 問題点のとおり、子どもはすぐ飽きるのと、大人がつきっきりでやらないと危ないしできないです。子ども達2人まとめてすることもできないけど、両方ラインの近くにいるので注意しつつやるので、結構大人も集中力を使います。そしてどっちも同時にできないので待っているのがストレスなのか、すぐに飽きて実際にやるのは5分くらいでした。

 家の前で2回、外で2回設置してやってみましたが、それが続くので、やるのがしんどくなってきます。写真を撮るヒマもないです(笑)

公園でラインをはずす直接の写真

 ラインを自転車で持っていくのは結構重く、それを20分程かけて持って行き、頑張って設置し、やってる間はずっと子供の手を引いているのに、5分だけやって終了。大人が全く楽しめない状況です(泣)

 大人が2人いれば1人が手を引いている間に もう一人が 休憩できますが、大人を2人揃えるというのが、実は難しいのです。
 うちの嫁は、そこまで外遊びに付き合わないようにしていると思われるので、積極的には一緒に来ません(笑)。

 さて、そういった時に親がどうやって楽しむかが今後の課題となりました。
 実際に今まで親が乗ったのは、本当に トータルで2〜3分くらいです。当然まだ歩けないです(泣)30分ぐらい練習する時間が あれば嬉しいですね。
 他に誰か誘ってみようかと考えたのですが、そんな友人は近くにいないのでちょっと悩んでいます(泣)

 うちには車がないので、自転車で行くことになりますが、一緒に子どもを連れて行くとなるとなかなか大がかりになります。

 自転車でこれから暑い季節を迎え、ますます自転車で遠出するのが厳しい季節になるので、どうやって遊ぼうか悩むところです。

大渕池公園たこの滑り台
船の遊具

今後に向けた家の前設置の状況改善について考える

 家の前設置ではコンクリートで固めるしかないかなと思っていますが、その場合以下の問題があると考えています。

  1. 費用はどれくらいかかるのか?
  2. 後々、別の用途で使う場合、同現状回復できるのか。どうやってやるのか?その際の費用はどれくらいかかるのか?
  3. そもそもコンクリはどれくらい必要になる?

 涼しくなる頃には何とか対策できるといいなと思います。