お家トランポリンを設置してみてわかった、良いこと悪いとこ

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 コロナ禍の中、子ども達の運動不足解消と雨の日の運動も意識して、去年の6月にトランポリンを購入しました。↓これ

耐荷重110kgとありますが、大人(体重65kg弱)が乗ると比較的すぐ(乗った回数はそんなにないですが、期間にして1ヶ月くらい?)でバネの部分が曲がってしまいました。(そんな時のためにバネも別で売っています。)

もうそろそろ半年は過ぎ、10ヶ月は経とうとしていますが、その中で試行錯誤して最終的に落ち着いた設置場所は、、、「リビング!」となりました。

リビング設置のトランポリン

トランポリンの効果

 トランポリン教室や施設などの情報から確認できたところによると、トランポリンには、以下のようなたくさんの良い効果があるようです。

バランス感覚を鍛えられる

空中で態勢を維持するためにバランス感覚が養われる。確かに子供の手を持って高く跳ばせてあげた時に、かなり不安定な態勢になって怖いのでそこの感覚は身につくでしょう。

全身の筋肉(体幹なども)が鍛えられる

空中での姿勢を保つために全身の筋肉を使用してバランスを維持するため。他の運動と比べてどうかと言われるとなんとも言えませんが、室内で何もしない事を考えると遊びながらできることを考えるとメリットになるでしょう。

血行を促進する

カラダを上下に動かすので、血液とリンパ液が全身に巡るため、むくみの解消につながるようです。これを聞くと、大人もやろうかな、と思ってしまいます。

ちなみにトランポリンの運動強度は3.5メッツです。運動量としてはそこまで多くないですね。

メッツとは運動や身体活動の強度の単位です。
安静時(静かに座っている状態)を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示します。歩く・軽い筋トレをする・掃除機をかける・洗車する・子どもと遊ぶなどは3メッツ程度、やや速歩・ゴルフ(ラウンド)・通勤で自転車に乗る・階段をゆっくり上るなどは4メッツ程度、ゆっくりとしたジョギングなどは6メッツ、エアロビクスなどは7メッツ、ランニング・クロールで泳ぐ・重い荷物を運搬するなどは8メッツ程度といったように、様々な活動の強度が明らかになっています。詳細は国立健康・栄養研究所の栄養・代謝研究部のホームページに「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」として掲載されています。

e-ヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-004.html

ただ、公式見解の情報があまりなく、どこまで科学的に立証されている話なのかはわからないのですが、上記のように、いろいろ運動によるメリットはありそうです。血行を促進してむくみや疲労回復にも効果があると言われていることにはちょっとびっくりしました。

お家の中での設置場所について考える

和室に設置してみた場合

○メリット

  • トランポリンから落ちても比較的安全
  • やる時間がはっきりしている

×デメリット

  • 畳が凹むので対策が必要
  • 置きっぱなしにできないため、出し入れが大変

最初はリビングにつながっている和室に設置しました。ただ、和室の場合は畳が凹むため、マットを敷く必要があります。そこで悩んだ末に以下のジムマットを購入しました。

1mmの厚みがあることと、抗菌性が決め手になりました。ゆくゆくはトレーニングマットやヨガマットなどにも使えるかなと淡い期待も持っています。欲を言えば、もう少し硬度をはっきり記載してほしかったな、というところです。買ったことないのでどれくらいかわかりませんが硬度60〜65が欲しかったです。

最初はマットのみでしたが、このジムマットも結構沈んでしまうため、急遽100均で耐震マット(50×50×5mm)を購入しました。耐震マットの耐荷重は、2個で36kgなので6個で108kg。耐荷重ギリギリ。

しばらくこれでやっていましたが、ウチは寝る部屋が和室のため、夜には移動させて布団を敷かないといけないので、これが結構手間でした。最初のうちは頑張ってやっていましたが、結局、子ども達がやりたいといってもなかなか出せずに、休日に出すくらいになってしまいました。

リビングに設置してみた場合

○メリット

  • いつでも気が向いた時に跳べる

×デメリット

  • 物置きになる
  • 下にホコリがたまる

リビングに設置する場合、最初はジムマットを敷いていましたが、途中から「いらないんじゃない?」となり、敷かなくなりました。これがなかなか楽で。結果的に出しっぱなしになりました。出しっぱなしのメリットとしては、子ども達が気が向いた時にぴょんぴょんと跳ねてくれることです。前に電子ピアノがあるのですが、ピアノが終われば振り向いてぴょん。危ないかとも思いますが、椅子からぴょんと飛んだりもします。まさにトランポリンの効果を最大限に享受できる設置方法かな、と思いました。

ちなみにデメリットであるホコリ。これは想像以上でした。マットを敷いてようがいまいが同じでしょうが、トランポリンの下にはものすごいホコリがたまります。コードレスクリーナーもトランポリンの下は角度が出せずにうまく吸えないので、雑巾的なもので拭く必要があります。

もう一つのデメリットは物置きになる。これは家庭環境もあるかもしれませんが、ポンとモノを置き始めると、もう荷物に埋もれてしまいます。要は荷物の整理と掃除をちゃんとできる人が必要だということです。

さいごに

 子どもの運動神経発達にはトランポリンは効果があると思っています。家で手軽にできる楽しい運動ということでトランポリンをおすすめします。個人的には買いたいなぁと思ってから数年たってからの購入となりましたが良い買い物だったと思います。ただ、大人が思い切り跳ぶことが難しいのが残念です。もう少し耐荷重があれば大人も思い切り跳んでもすぐに壊れないかもしれません。

 ちなみに長女(6歳)は手を持ってあげて「いっせーのーで」で、めっちゃ高くまで跳ぶのがお気に入りです(何回もやるので親も疲れます)。それなりのスペースはとりますが、家の中で楽しめる遊びとして設置して損はないと思います。