GoogleAdsense、32回目にして合格。合格までにやった事と思うこと

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GoogleAdsenseを初めて申請したのが6月初旬。合格が12月28日なので約7ヶ月弱。
半ば諦めた後、単純に2〜3週間ほどかけて記事を追加して申請したら合格しました。
調べると同じような方もいらっしゃるようで、何もせず期間をあけて、再申請したら合格したとの記事もありました。個人的には継続していたことで合格する、つまり、ページのアクセスの状況なども加味されているのかなと思いました。

最初のブログからは様々なところを変更しているのでかなり様変わりしました。なので結局、何が合格に結びついたのか具体的な事はわかりませんが、合格までにやったことをまとめてみました。

合格絵馬

合格までにやったこと(概要)

はてなブログ→Wordpressへの移行

ブログの開始時

GWくらいに、はてなブログ(無料)を作りました。もともとアフィリエイトなど深く考えてませんでした。しかしGoogleAdsenseの存在を知り、試しに申請しました。

まずはアクセス数をのばすため、最初はブログランキングに登録しましたが、アクセスに全然貢献しなかったので1か月ほどでやめました。

そして申請の結果は、
「サイトの停止または利用不可」
最初の不合格通知は6月15日でした。

WordPressへの移行

悔しくて、いろいろ調べ始めます。どうやらはてなブログとGoogleAdsenseの相性が悪いという記事がたくさんありました。そのためかはわかりませんが、はてなブログを更新して申請しても「サイトの停止または利用不可」は変わりませんでした。有料版にしたら合格したなどの記事もありましたが、どこまで真実なのかは、正直不明です。しかし、悩みに悩んでワードプレスの移行をしてみることにしました。

そこからワードプレスへ移行完了したのが8月下旬
サイトの構築ノウハウもないため、ここにかなりエネルギーを費やしました。ワードプレス自体は無料だとしても、それ以外のサーバー、ドメインなどあげればキリがないほど必要なサービスが有料でありますが、自分の勉強もかねてひとまず最低限の構成でサイトを完成させました。

しかし、「サイトの停止または利用不可」。
9月に入ってからもサイトの構成の変更など対策を調べながら色々と変更をかけました。一つ一つの作り方などは他のHPで詳細に紹介されているので概要だけ紹介します。

ポリシーの作成

Googleのサービスを利用する場合に限らず、サイトのポリシーは作成したほうが良いというのがどうやら最近の主流であり、ポリシーの設置は必須のようです。個人情報保護の重要性が高まっているためで、特にヨーロッパの規制はかなり厳しく、そのポリシーに合わせようとするとかなり細かく記載する必要があるため、海外向けのサイトにする場合は気にしたほうがいいかもしれません。

個人的には日記を公開するだけなら不要ですが、Adsenseを含め、外部のサービスを利用する場合はする必要があると思います。

作成はほとんどコピペでも大丈夫だと思いますが、本質の理解のために一読しておいた方が無難かと思います。

お問い合わせページの作成

お問い合わせページについては本当に必要か、と言われると不明です。ただ、一般的に必要だと言われているので作成した、程度です。

設置自体はWordpressのアドオンで簡単に作成できます。

しかし、これをするのとでスパムが来ることになりますので、設置の可否については今後も継続検討事項になりました。

Googleの関連サイトへの登録、リンク(Google search console、Google analytics)

以下のサービスがAdsenseに有効だと言うことで、あわせて登録しました。

Google search console

サイトに訪問するまでの検索ワードや訪問元の国など状況を含め管理するもののようですが、Adsenseの申請において私の単純な理解では、Googleが検索エンジンに登録している状況を管理するサービスです。

ここでインデックスの登録、XMLサイトマップの登録など、きちんと登録がされて、初めてGoogleがサーチしてくれるので、審査してくれるようになる、気がします(笑)

Google analytics

search console と被るところはありますが、サイトの訪問後の分析用サービスで、ページの遷移やページビューの数などを見れます。設定は細かくて正直詳しくは分かりませんが、訪問して直帰したとか、どこのページがよく見られているのか、ページビューの推移などをみれます。

search console とリンクもできるようです。

XMLサイトマップ登録

検索エンジンはこれを元に検索しているようです。

サイトマップとは、サイト上のページや動画などのファイルについての情報や、各ファイルの関係を伝えるファイルです。Google などの検索エンジンは、このファイルを読み込んで、より高度なクロールを行います。

ただ、高度なクロールとあるように、通常、大規模なサイトでなければなくても大丈夫だと思います。これもやらないよりはやった方がマシかなという程度だと思います。

wwwありからwwwなしサイトへ変更

上記、Google search console でwwwありの場合、ドメインプロパティにできないことがきっかけで、wwwありからwwwなしのサイトに変更しました。

wwwありの場合、プロパティの登録が1つのURLしかできないようで、サイトのチェックという意味ではドメインの方が良いように思います。そのため、wwwなしサイトにわざわざ変更しましたが、これにものすごく時間を取られました。

結局、他の事はほとんどできいまま、9月中旬くらいまでかかったと思います。
そうするとやっと結果が、
「価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)」
になりました。

実はここまででも結構辛かったのですが、ここからは「価値の低い」
と言われるようになり、どうも自分を否定されているように思いました。そしてこの後、何度も言われ凹みました。

記事のリライト

価値の低い記事対策として、主なものは記事を絞ってリライトし、一記事あたりの文字数をおおよそ2000文字以上にしたことです。

その他にWordPressに変えてから見出し、目次等をつけるようになり、それまでの記事も一通り、同様の構成に変えました。これも結構大変でしたが、Googleの評価はあがりませんでした。

すなわち、Google Adsenseから見ると、「価値の低い」記事なのだと思います。

価値の低い記事について考える

ここで「価値の低い」とは何なのか考えました。
価値の低いとはそのまま、広告を表示する価値が低いサイトということだと思います。
合格するサイト、というかほとんどのアドセンス合格記が記載されているような記事は同じような構成で同じような書き方になっているということがわかってきます。同じような形の記事が量産されるように(もしくは検索エンジンに引っかからなくなり)なり、個性的なサイトは淘汰されているのかもしれないなと思いました。

同じようにつくれば合格するのだろうとは思いましたが、変なプライドが邪魔をして、同じようなサイトを量産するのはGoogleに負けたみたいで嫌だなぁと思っていました。
じゃあ自分のサイトで同じような構成、書き方の記事が書けるのかというと、内容や自分の書き方などを振り返ると難しいかなと思っておりました。そして悩んでもんもんとしておりました。

自分のAdsense合格パターン

私の場合は結局、構成を何度も練り直し、記事をゆっくり書いていくパターンに落ち着きした。

上記の対策でうまく行かなかったので、合格は急がず、ゆっくり記事を書いては申請したら、2記事ほど書いたところで「おめでとう!」の通知が来ました。

この通知が来たのが年末でした。ものすごい嬉しかったです。
この喜びを例えるなら、難関試験、または高校や大学の受験などに合格したような嬉しさでした。

Adsense合格後のはなし

思わず、喜びをアピールしたくなりますが、実はここはまだ通過点で、実際はスタート地点です。

Adsense狩り

合格をアピールしたらさっそく、Adsense狩りがあるということを知りました。Adsense狩りとは要はAdsenseの規約違反によりアカウントの停止に追い込む嫌がらせ行為です。具体的にどういう事柄かは他サイトを参照してもらえばわかるかと思います。

今後の方向性

まだ何も収益などあがっていないので、普通にしているだけでは、0収益が続くと思います。収益を上げるためにはよい記事を量産したり、より魅力的なサイトにする必要がありますが、そのために記事をあげたり、サイトのメンテナンスをするのはもともとの趣旨からいうと本末転倒になりそうなので、バランスを取りながらやっていきたいと思っています。

合格後には以下のことをやっていこうと思っていますが一つ一つが結構重く、全然すすみそうにいです。
・スパム対策
・サイトの構成変更
・インフラ回りの変更

まだまだやりたい事はありますがゆっくりやっていこうかと思っています。

合格して思うこと

一歩引いて見たほうがよいかも

ちなみに、合格を目指している時は、5〜10記事で一発合格した方などの記事を参考にしていましたが、全然うまくいかなくて凹みました。
しかし、そういう時は、苦労して合格した方の記事は全然見かけませんでした。検索するワードが全然違うから出てくる記事が違ったからだと思います。

つまり、どうしたら合格できるのかに意識がいってしまい、それ以外のことは見えてなかったのです。

うまくいかないので、途中で申請をやめようかなと思ったこともあります。しかし、それまでかけた時間と成果が惜しくてなかなか踏ん切りがつかないのです。これは投資で俗に言う損切りができない状態かもしれません。

何が言いたいかと言うと、疲れたら一歩引いて違う世界を見たらどうかということです。

合格ノウハウは商売のタネ

実は、合格したらその後もスパムの対応など色々しないといけないので、その対策用の記事も沢山見つけられます。
逆に言うと、それだけそれら合格する方法や合格後の対策などのノウハウが商材になっている、ということだと思います。
SNSなどでは月収〇〇万円になりましたとかアピールしている人もいますが、実際片手間にやっててそんなことできないと思います(笑)できるかもしれませんが、できる人はほんの一握り。通常、一歩ずつ進んで行くしかないのです。

しかし、合格体験などをたくさん見ていると、こういうふうにやればできるんじゃないかと思ってしまう、一種の錯覚に陥ります。そして、やればやるほどかけた時間が惜しくなり、また合格ノウハウを探してしまいます。投資などでよく、儲かる話を探して乗っかってしまうのに似ているかもしれません。

合格ノウハウを売りにしている人はそれを商材として売ろうとしているので、合格を目指している人とは見ている世界が全然違うというのはどこかで意識しておいた方が良いと思います。

とはいえ、まずは合格しないことには始まらないので、同じように苦労されている方は体験を参考にして頂けると幸いです。