我が家のおうち英語は上の子が2歳ころからYoutubeから始まり、DWEも少々たしなみましたが以下の理由でその他の方法も取り入れる必要性を感じています。
- DWEはしばらくすると飽きる。子どもの性格上イベントに行きたがらない
- Youtubeは年中くらいからリモコンを自分で操作しだす
そこで今回はYoutubeからは少し離れてDVDを見せたら、我が家で以外にヒットした英語コンテンツをご紹介します。
リトル・チャロとは
2008年~NHKで放送されていた英語の教育用のアニメです。全部で4シリーズあるため、結構長く楽しめます。1話5分または10分くらいの短いストーリーなので子どもの集中力でも十分ついてこれる丁度良い長さです。ご飯の前にちょっと見ることもできるし、長く見すぎた場合に切りやすいというメリットもあります。
Youtubeと比べてよい点は、きちんとしたストーリーがあるため、物語を理解する力を養いながら楽しめるところです。Youtubeはどちらかと言えば、瞬間的な楽しさで、どうしてもコンテンツが細切れになってしまうので物語を理解するという能力が付きにくいように思います。
リトルチャロのシリーズ紹介
No | タイトル | 放送年 | 概要 | DVD価格 |
1 | リトル・チャロ | 2008 | チャロがNYで飼い主である翔太にトラブルで置いてけぼりとなった所から始まります。空港から出た後、NYの街やその他の街で様々な犬など動物との出会い・別れがあり、助けてもらいながら、最終的に日本に戻るストーリー | 5枚セット価格 5,500 |
2 | リトル・チャロ2 | 2010 | 翔太と再会したチャロだが、翔太が土手から転がり落ち、生と死の狭間であるMiddle Worldへ迷い込んだ。何とか翔太を助けようとMiddle Worldへ行き、冒険をするチャロ。母親とも出会い、助けられ最終的に翔太を助けるストーリー | プレミアム・コレクション 全5枚+特典1枚 15,400 |
3 | リトルチャロ3 ~東北編~ | 2012 | 妖怪手長足長を封印しようとしている儀式の途中に割り込んで手長を出して逃がしてしまったチャロ。責任を感じて、8枚のお札を探す旅に出る。最終的に妖怪などにも助けられ8枚のお札をゲットして手長足長を退治するストーリー NHKの東日本大震災プロジェクトに参加した作品で、実際の東北を舞台としたストーリーとなっています。 | 3,080×2枚 |
4 | リトル・チャロ4 New York Again | 2013 | トモコの依頼で再びNew Yorkへ行き、トモコの撮影する映画へ出演するチャロ。撮影途中に色々なハプニングが起こるが、ウサギのトンコやネストルを始め、様々な動物に助けられ、最終的に映画を完成させるストーリー | DVD-BOX 3枚セット 9,240 |
リトル・チャロをおすすめする理由
リトル・チャロをオススメする理由は大きく分けて3つです。
- 使われる英語が中学生レベルかつ、ゆっくりで聞き取りやすい
- ストーリーが楽しい
- 英語学習用に作られているため、本をメインに様々な副教材がある
使われる英語が中学生レベルかつ、ゆっくりで聞き取りやすい
これは、英語の初学者にしては重要です。あまりに早い場合は聞き取れないので学習には向きません。例えば、CNNやBBCなどの本場のニュース番組などは早くて聞き取れないため、聞き流していても本当に音楽のように聞き流してしまうため意味がありません。
しかもリトル・チャロで使われる英語は簡単で、本場の英語をゆっくりと話すので意味を拾いながら聞き取りがしやすいのがポイントです。一度でわからない場合も何度も見ることで確認することができます。(子どもたちは一度見たら飽きるので2度は見ませんでしたが。。。)
ストーリーが楽しい
NHKが頑張ってつくったただけあってストーリーが楽しめます。基本は様々な事情により、翔太と離れ離れになったチャロが冒険をするというストーリです。1,2,3,4とありますが、特に順番は考えなくても途中から見ても楽しめるつくりになっています。我が家では、1,2,4,3と見ましたが、なんの違和感も疑問もなく子ども達は楽しんでいました。
個人的に一番もりあがったのは最後にみた3でしょうか。丁度、我が家や保育園でようかいしりとりの歌(おかあさんといっしょ)が流行っていた時期だったので妖怪手長足長が大ヒット!「てながみーたーいー!」と要望していました。
ちなみに当時書いた絵です。
英語学習用に作られているため、本をメインに様々な副教材がある
英語学習用に作られており、メディアミックスとしても成功している教材であるため、学習用の本、インターネットにもそれらを利用した教材などがあります。(一応、ラジオもありますが、今更ラジオで教材を聞くことはないと思います。)正直我が家では全然それは有効利用していませんでしたが、個人的には、今でなくてももう少し大きくなった時期にやらせてみてもいいのではないかと考えています。
・本
ストーリーブックやビジュアルブックなどがありますが、NHK出版では品切れのようで、Amazonやその他サイトで購入する他ないようです。
・インターネット
ゴガクル – NHK語学フレーズをフル活用!日本eラーニング大賞受賞の外国語学習コミュニティ (gogakuru.com)
費用について
上記のようによくできた英語学習セットなのでオススメですが、インターネットを別にして普通に新品で全部そろえようと思うと、定価では合計36,300円と結構な費用が掛かってしまいます。
費用を抑えるため、我が家では、1(DVD5枚)と2(DVD5枚)についてはTSUTAYAでレンタルしました。3(DVD2枚)と4(DVD3枚)についてはレンタルはないため、中古でメルカリなどで購入する方法を取りました。また、1についてはYoutubeなどにもあがっていたり、電子辞書にはいってたりしますが、我が家ではYoutubeを避けるためにDVDにしました。
最後に
Youtube(我が家ではFireStick)のリモコンは渡すと最後、どんどんおうち英語の方向性からは外れ、子ども達の最近の興味は、ポケモンなどのしりとりや歌、マリオ、カービィなどのゲームコンテンツ、他には音声合成で作られたようなアニメ?作品などに向いています。Youtubeのおすすめ魔力はすさまじく、アテンションエコノミーの怖さをまじまじと感じている次第です。
我が家では、DVDを見終わってしばらく経ち、子どもたちも別のことに興味が向いてしまっているため、思い出させるためにも今度は本の購入を検討しています。ちなみに、
テレビ 3か月トピック英会話 2014年1~3月号 英語で楽しむ!リトル・チャロ―東北編―
理由は、NHK出版のページで試し読みしたら手長足長のイラストもあったため、子ども達も興味をもってくれるだろうとの期待からです。
番組が終わってからも何かとキャラに触れられるというのはメディアミックスのいいところだと思います。今のところ、子どもたちの興味の対象としては、ポケモンやマリオなどに到底かなうとは思いませんが、何とかお家英語を継続できるよう様々な方法を試してみたいと思います。