スマホ脳を読んで、スマホ対策の必要性について改めて考える

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スマホ脳(アンデシュ・ハンセン)を読みました。実は前から気にはなっていましたが、読んでもろに影響を受けています笑

元々、通勤時間にはいつもスマホでネット検索する時間が多かったり、時間があるとスマホに手を伸ばす事を気にしていたからです。また、視力低下の一因でもあるからです。

脳はハッキングされている

なかなか刺激的な文言ではありますが、この本では脳がスマホによってハッキングされているため、色んな事に集中する必要がある場合でもスマホがあると気になって集中できないと言っています。

何に集中するかに影響を与えるのは、ドーパミンが影響しています。そのドーパミンは、スマホの使用により分泌量が増えるため、そのような事が起こる、ということです。

スマホのアプリ開発などでは、脳の報酬系に影響を与え、スマホを使用する時間を増やそうとするために、脳科学を利用して開発されていると言います。商売をする側からすればわからなくはないですが、それが行き過ぎることが問題なのだと思います。

言われてみる自分もスマホが気になる傾向はあります。最近では子育てのため、大分意識してスマホに触らないようになりましたが、一時期はバイブが鳴っていないのに鳴っている気がすることもありました。これも一種のスマホ依存による影響ではないかと思っています。

さらに、人間は、現代社会に適用できるように進化していないという、かなりスケールの大きい話にも大部分を割いています。狩猟民族であった人類の脳は何万年もかけて、生き残るために必要なカロリーを摂取するために進化していますが、劇的に社会状況が変わっている現代には適用できないことを、色々な現状を分析しながら具体的に説明しています。壮大な話であるため、それが真実であるにせよないにせよ、一つの仮説としては面白いものであると思います。

他にも心の不調が増えているなどの問題点も記載されています。この本の内容はセンセーショナルな書き方をしていると思いますが、あながち間違ってないのではないかと感じます。

スマホの使用制限について考える

脳への影響で言えば、一時期脳トレゲームで有名になった川島教授も脳の発達に関する影響がでると言っている記事をみました。調べてみると、本も出しており、『スマホが脳を「破壊」する』と、こちらもなかなか刺激的なタイトルとなっています。

実は、うちも子供へのスマホ使用はできるだけ制限しようとは思っていて、私自身もできるだけ使用しない様にと思っていますが、何だかんだ使用してしまいますし、子供もそれを見ています。

また、妻も多少気にしているものの、子供の前でも使用頻度が高いです。子どものための何々、生活のための何々と言いますが、子どもが「ねぇねぇ」と声をかけても無視する事もあるので、ちょっと問題だと思っています。無防備なところもあり、先日、暗証番号を覚えられて勝手に触られていました。(その後は指紋認証にしたようです)

今は、できるだけスマホは触らせないで、機能を制限したタブレットやPCに誘導したり、カメラなど単体の機能を持つもので遊ばすようにしようと考えていますが、やはりスマホの魔力は絶大なのでどこまで効力があるかは未知数です。

しかし、スマホは視力も悪くなり、依存性もかなり強いです。脳の発達が阻害されるという川島先生の本をチラ見してしまうと、ますます使用を制限しようと思うようになりました。

スマホは依存性が強いです。そのため、子どもの頃から依存度を高めてしまうとそれを修正するのは大変だと思います。大人でも知らない内に依存してしまいますし、なかなか自制できないものを大脳が発達していない子どもができるわけがないと思うのです。

スマホ依存にならないための対策

スマホに依存しないように意識することが大事なことはわかりました。しかし、世の中はスマホを中心にデジタル化が進んでいます。アプリに集約することで管理もしやすくなり、利便性も高まるためです。は、そのために具体的にどのようにしていくかが鍵となります。

運動をすること

スマホ脳で取り上げられている一番の解決策です。運動をすることで集中力が増し、気分が良くなり心が落ち着きます。私の場合、運動不足であることは、自分自身も感じています。妻も当然感じています。

しかし、運動をすることは容易ではありません。子育て中なので、子どもの相手をしなければいけない、保育園の送迎、食事、しつけ、教育など様々なことをしないといけないため、運動する時間を取るのが難しいという事情もあります。また、それに伴う情報を調べる必要もありスマホを使ってしまうということも発生しています。

私の場合は、子どもと遊ぶことで若干運動できているかな、というくらいですが、妻の場合は、在宅勤務であり、また子どもと遊ぶこともほとんどないため、かなり運動不足になっていると思います。

読書をすること

次に、読書をすることです。電子書籍ではなく、紙媒体の雑誌や小説などです。もちろん電子書籍の方が便利なのは言うまでもないのですが、紙媒体で読むことで、スマホ依存を少しでも減らすことができるのではないかと思うのです。紙媒体で読むことのメリットと言われると、感覚的な話になってしまうのですが、スマホに気が取られない、子どもへのスマホ利用の姿を見せなくて済む、全体を俯瞰して見やすい、ということが挙げられます。あとは、スマホ脳によると、記憶の仕方も変わってくるというところでしょうか。

スマホに機能を集約しないこと

これは、前から少しは注意していることなのですが、スマホで何でもできるようになってきているため、スマホが一つあればよい、となりがちです。

しかし、リスク管理の点からしてもスマホに情報を集約するのは危険だと思いますし、スマホ依存という話が大きく取り上げられるようになってきている昨今では、スマホでなくてもよいものは、敢えてスマホ以外のものを利用する、ようにしています。

例えば、ポイントカード類、カメラ、お買い物アプリなどです。ポイントカードをスマホでまとめるのも便利だとは思いますが、無くても困らない。カメラもスマホのカメラでなくても、普通のコンデジなどでもよいと思います。

最後に

正直、上記の対策を考えていても、スマホを利用したほうがお得、あるいは便利となることもあり、そちらに誘導されてしまうことが多いです。これが開発側が誘導しており、人間の脳をハッキングしているとまで言われる所以だと思います。

どこまでをスマホで利用するかということは、なかなか難しい問題です。スマホを利用することは、スマホに依存するということになりかねない危険性があります。特に子供にとってそのあたりのバランスを考えることは難しいと思います。

個人的には、「不便を享受する」くらいの気持ちを持とうと思っています。さすがにスマホなしの生活はできないですが、スマホ以外でできるものがあるのであれば、そちらの方が不便でコストがかかったとしてもそちらを選択する、意識をもって生活をしていこうと思いました。

大人が意識しながら上手に利用していくしかないのかなと思います。

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