去年の夏頃に息子がひどい喘息の発作(大発作)を起こしました。そして初冬の頃、入院しました(血中酸素濃度(SPO2)が90を切るくらい)。経験された方は解ると思いますが、幼児の入院、思ったより大変でした。
何か対策しなければと、あれこれ喘息について調べたり、教えてもらったりしながら色々なものを購入しました。ちなみに喘息についてまとめた記事はこちらです。
喘息に対応するためだけ、というわけではありませんが、主に喘息対策として購入したのは以下の3つです。
- スティッククリーナー
- 加湿空気清浄機
- 布団乾燥機
正直、色々対策をしたため、どれのお陰とは一概にはわからないですが、上記を利用しながら無事、喘息発作が起こらないくらいまでになりました。
スティッククリーナー
このスティッククリーナーは家の掃除をするのに大活躍です!喘息対策をメインとして購入したわけではないですが、実際には喘息対策として使用しています。本当は、荷物を避けて掃除機で吸う方が良いのかもしれませんが、現実問題そんな掃除をしている暇もないので、隙間のホコリ、ゴミなどを吸うのに重宝しています。我が家は和室で布団を敷いて寝ているので、布団を敷く時に畳の上のゴミを吸う、フローリングで子供が遊ぶ付近を(おもちゃは片付けず)掃除する、などの使い方をメインにしています。
しかも軽いので、さっと取り出せてすぐにゴミを吸うことができます。掃除が全然行き届いていない我が家にはバッチリヒットしました。
あえてデメリットを考えると、音がうるさい、吸引力がもう少しほしい、横からの風で紙ゴミなどが飛ぶことがある、です。これらは実際、使用してみてじゃないとなかなかわからないところかもしれませんが、フローリングのホコリを吸ったり、洗面所の髪の毛などを吸うという使い方ではものすごく有用だと思います。
加湿空気清浄機
基本24時間運転のため、水の入れ替えが微妙に大変ですが、これのおかげかどうかはわかりませんが、購入してから喘息発作は起こっていません。鍋などをすると、ちゃんと「空気が汚れています」と言ってきれいにしてくれます。
水の入れ替えは大体1日1回です。そして水のフィルターが大体1ヶ月に1度程度のメンテナンスが必要になります。そこまで手間ではないのですが、手間といえば手間かもしれません。
ほこりは自動で掃除してくれる機能がついているので、溜まったホコリを半年に1回捨てて軽く掃除する程度でよいみたいです。ほこりは1ヶ月でどれくらい溜まっているか見てみました。部屋に溜まっているほころに比べれば少ないですが、まぁまぁ溜まっていました。どこから吸っているのか不思議です。
デメリットとしてあげるなら、本体が大きい。このレベルのものならこれくらいなのかもしれませんが、やはり場所は取ります。そしてボタンが押しにくいです。タッチパネルに近いような感じなので、該当箇所に触れただけで反応し、ボタンをプッシュするという感覚がありません。子どもが押せてるかわからないので、最初、無理やり押したりしていました。
布団乾燥機
喘息発作の原因として、多いのがハウスダスト(ダニなど)。うちの子はアレルギー検査の結果ハウスダストアレルギーの数値が高かったのでどうやってやろうかと悩んだ結果、購入したものです。
寝ているとき発作が起こりやすいため(副交感神経が優位になるため)、布団のダニ対策は必須です。それまでは晴れた日に外に干していましたが布団乾燥機があれば曇りや雨の日でもできるし、冬も布団を温められるかなと思いました。
ダニ退治は50度以上の熱で死ぬようですが、布団の内部までしないと、ダニが表面から逃げていくため効果が少ないようです。さらに干した後に掃除機でダニの死がいを吸う、という作業が必要になります。今まで外で干していましたが、外で干すだけではなかなか50度にはならず、掃除機もかけていなかったので、完全除去はできていないということがわかりました。
しかし実際に複数枚の布団(我が家の場合は3枚)を布団乾燥機をかけて掃除機もかけるというのは結構大変です。布団3枚の場合、ダニ退治モード(ターボで80分、通常100分)を3回する必要が出てくるので時間がかかります。通常モードで単純計算計300分で5時間。入替えや待ち時間などを考えると6時間、約半日は見てないといけません。
布団乾燥機のメリット
- 曇りや雨の日にダニ退治ができる
- 太陽が出ている時間とかの制約がない分、作業時間の自由度は高い
- ダニ退治をしっかりできる
- 子ども靴がどろどろになった時、靴を乾燥できる
ちなみに、外干しにもメリットはあるので現実対応としては、使い分けかなと思います。
外干しのメリットとしては一気に干せるので楽ですが、ダニをしっかり退治しようとすると黒い布をかぶせるなど工夫が必要になります。
さいごに
喘息の対応として色々購入したものの使い方や評価をしましたが、どれも有用なものばかりだと思います。この他には、寒い時に暖かくする。風邪を引きそうになれば直ぐに耳鼻科などに連れて行く、スイミングスクールなどで体力をつける、などの対策を十分に取ることで、うちの子たちの場合は、喘息の症状は落ち着くようになりました。
どれくらい効果があるのかについては、どれくらいしっかり対策をするかにもよりますが、万人に効く対応だと思いますので、ご参考にしていただければと思います。