長女がスイミングを辞める(卒業)するまで

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 年長の秋口から始めたスイミングですが、この度、卒業しました。合計2年半。どうしても辞めたいのだそうで、正直、辞めたい理由は聞いてもよくわかりませんでしたが、後半はめんどくさい、めんどくさいしか言わなくなってきたので、他のスポーツを体験させるのもいいのかなとやめさせることを決断しました。

年代別の成長記録

 年代別に思い出しながら成長の記録です。基本的にスイミング中でも写真はとれたのですが、ガラスを挟むのでうまく撮るのも難しく、あまり写真はとってなかったのでほとんど残っていませんでした。

年長10月~

 最初は、顔付けから輪っかのジャンプ、滑り台など水の恐怖心を無くすための遊びの延長で楽しそうにしていました。顔付けができるようになって喜んでいたことを覚えています。シャワーで顔に水がかかるのも嫌だったのに、がんばって目をつぶってかかれるようになり、段々と抵抗がなくなってきたことが大いなる成長だと喜びました。その後は徐々に顔を全部つけられるようになって「潜る」こともできるようになりました。この頃はまだシャワーを顔にもかけられるかかけられないか頑張っている姿が見られていたような気がします。

1年

 小学校に上がるころには、簡単に潜ってぶくぶくできるようになり、足で蹴る練習も始まりました。その頃、お風呂では、潜れることを自慢して、2年下の弟と一緒に潜りあいっこ勝負をしていたものです。何秒潜れるか数えといてー!と数えさせられていたのもいい思い出です。夏頃になると、板キックというものがメインで「泳ぐ」という形が徐々に出来上がってきます。その後、板キックや背泳ぎの原型の背面キック、グライドストロークなど徐々に泳ぎの練習が始まってきます。そうして段々とクロールの原型が出来上がってきて、息継ぎの練習もしていました。

 

2年

 この頃になると、クロールが始まってきます。息継ぎがなかなか難しく、きちんと呼吸ができているのかなというのが見ていても怪しく、しんどかったのだと思います。誰しもが通る道だと思いますが、楽しい時期だけではないですよね。それを乗り越えて泳げるようになっていくんだと思います。ここを乗り越えられるかどうか、一つの試練です。

クロールで泳ぐ様子

 実際、泳ぐのもしんどくなって嫌になり始めていた時期だと思います。それでも体重の軽いことも影響してか、スイスイと進級していき、ストレートにいくと、2年生の内にバタフライまで終わるんじゃないかと思っていました。

3年

 2年生でバタフライまで行くかと思いきや途中で進級できないことが2回があり、結局バタフライのキックができるようになる級を合格したところまででした。体調不良でテストを休んだ時に1回、背泳ぎのテストで1回の合計2回進級できていませんでした。

背泳ぎは、先生が厳しい先生だったのか、細かいところを指摘されてしまっての進級できなかったです。その時はくやしくて泣いていましたが、今は本人は覚えてないのか認めたくないのか、「そんなんなかったで」と、言っています。

そして2年の3学期頃からは、辞める辞めると連発でよく母ともケンカをしていたので、母親も折れて次のテストで最後ということになりました。しかし、最後のテストはきちんとバタフライも合格しました、さすがです。

長女が辞めようと思ったきっかけ

 最初、ちょっと年上のお友達がやめるといい始めたことが、長女がやめようと思ったきっかけになったようです。他にも年下のお友達がいたようですが、その子は、タイム級の最後までやれと親に言われていたようです。一緒に愚痴りながらも頑張ってやっていたのかもしれません。最後の方ではプールで楽しそうにしゃべっていました。それがあるのでもう少し続けてみないかなど説得を試みたのですが、意思は固く、やめることになりました。

親の想い

 泳ぐのが好きなのであれば続けてほしいですが、親である私は小さいころスイミングを習っており、クロール、背泳ぎを終え、平泳ぎの途中でやめています。なので、絶対やりなさいとは言えなかったです。しかし、母親は自分が泳げないのに、やめて欲しくなさそうで、長女とガンガンぶつかってケンカしていました。長く続けるというのは大事だし、結構スイスイと進んでいるため、最後まで行ってほしい気持ちもありました。しかし、子供目線で見ると今しか見えないのは当然で、他にも習い事をしているのでだんだん負担が増えていることも事実。大変悩みましたが最終的には、本人の希望を優先しました。

 辛うじてながら4泳法すべてクリアしたのはすごいなと思います。バタフライが終わった後は、個人メドレーでタイムを競っていく級になるため、嫌々ながらやっていると伸びないかなと思います。違うことをやってまた返ってくることもあるのかないのか、今後の成長を楽しみにしておきます。