ソナチネについてAIと整理

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 子どものピアノ教材が半年近く前からソナチネアルバム1に入りました。追いつこうと頑張っていましたが、そろそろ追いつけなくなってきています。感覚では子どもには敵わないので理屈から入ろうと教材を眺めていましたが、ソナチネも色々あるようで何が何だか分からなくなってきたので整理しました。

ソナチネとは

 私が学んだ内容をひとことで説明すると、ソナタの短いバージョン。では、ソナタとは何なのか?うろ覚えの私が説明すると、3つのパートに分かれている音楽の形式。

AIにひとことで表すとどうなるか確認してみました。

イタリア語で「ソナタの縮小形」という意味で、ソナタより短く・構成がシンプルな器楽曲のことです。補足すると、「ソナタ形式」という楽曲構成の型(提示部→展開部→再現部)を学ぶための練習用レパートリーとして18〜19世紀に広まったため、今では「ピアノ学習の中級ステップ」としての意味合いも強くなっています。

 おお、素晴らしい。ちなみに、ソナタ(nonata)の語尾に小さい(-ine)という言葉を付けてソナチネというそうです。

 しかし、ソナタ形式と言われてもピンとこないので、最初にやったClementi Op.36-1 もソナタ形式で説明してもらおうとしましたが、説明が理論的過ぎて分かりにくかったので小・中学生でもわかるようにと簡易にまとめてもらいました。

なるほど、こういう事を意識して弾ければ1人前の音楽やってる人になるのかも知れませんが、やっている時はそんな余裕はなく、教科書通り弾いているだけ、になってしまっています。身体に染み付くまで時間が必要ですね。

ソナチネアルバム1

 「ソナチネ」が何となく分かったところで、ソナチネアルバム1を見てみました(実はSONATINENと書いてあります。ソナチネアルバムだから?)。この教材はソナチネを集めた曲集で、全音出版から出ているとても有名なもので、ピアノをやったことがある人なら一度は耳にした事があるものです。妻の実家に数十年前のものがありましたが、子どもが持っているものもほぼ同じです。

本の中の曲名について

 練習過程においてソナチネをやっている、と言っても、教材をまとめてソナチネなので、ソナチネの中のどれ?となってしまいます。本の中には曲名というのはありません。あるのは作品番号のみ。

 目次を見ても文字が多くてわかりづらいのですが、最終的に整理すると以下となり、これらが分かりにくい要因でした。

  • 全音出版が振った番号が1〜30まである。(作曲家順)
  • 順番は基本的には作曲家ごとにしている。
  • 作曲家の中の作品ごとに、当時の出版社や作曲家がつけた作品番号(Op.)がある。
  • 全音の番号のくくりと、当時の出版社の作品番号のくくりが一致しない
    (作品番号は作品群なので枝番あり(Op36-1など)
  • さらにソナチネには楽章(movement)がある

 最初は何も考えず、全音出版の番号で、7番とか、9番とか言っていましたが、YouTubeとかで見ようとするとOp36-1、Op36-3、Op20-1があります。だんだんと何が何の番号なのかわからなくなり、人に(特に子ども)どの曲をやっていると言おうとしても上手く説明できない事がわかりました。

 実際は何となく口ずさんで話をしますがせっかくならちゃんと子どもにも説明してあげたいと思い、整理することにしました。

作品番号と記号などについて

 最初に目次についている数字(1~30まで)は全音がこの教材で振っている番号。この教材は大昔からある超有名なものなので、やっている人にはその番号でも通じるものなのだと思います。 

作品番号(Op36-1とか)について

 Op.はラテン語でopus(オーパス:作品)の略で、作品群を表し、作曲家の作品を識別するための番号です。作曲家自身がつけたものもありますが、多くは出版社がつけたもので、同一の作曲家の作品でも不連続や抜けがあります。

AIに聞くと、以下のように回答がありました。

  • 「Op.36-1」は、Clementiが自分でつけた番号です。「作品第36番」として6曲をまとめて出版し、その第1曲目という意味です。複数の曲をまとめて一つのOpusとして出版することが多く、その場合 -1、-2…で区別します(Op.36-1、Op.36-2…)。ちなみにその6曲については単なる作品群であり、音楽的な繋がりがあるわけではありません。

 正直、自分でつけた番号かどうかは分かりませんが、昔の出版社と相談してつけたのかな?とか推測しています。

楽章(movement)について

 ソナチネの曲はよく、第1楽章とか書かれていたりしますが、Op36-1などだいたい第3楽章まであります。楽章とは 長い曲をつくる時の曲の大きな区切り(複数の楽章で1曲)です。ソナチネ形式というのは、その第1楽章の中に、提示部、展開部、再現部があるイメージです。私の頭の中では第1楽章で一曲なので、第1楽章〜第3楽章までで一曲というのは長すぎて想像が出来ません。
 音楽における感覚が違いすぎるんだと思いますが、昔と違いすぎるのかクラッシックの音楽家と一般人との違いなのかはよくわかりません。凄すぎて言葉が出ません。

まとめ

 ここまでで色んな概念なり番号なりが出てきましたが、イメージを掴むためにAIに図にしてもらいました。この図があると理解が進むかなと思います。

 この図を見せて子どもに説明したいと思いますが、子どもは恐らくそんな説明聞きたくもないし、興味もないかもしれません。そういう理論的な所は子どもはあと付けになるんだと思います。そんな理論を知らなくても何となくで弾けてしまうその感覚がうらやましいです。

しかし、その理論を知りながら弾けるようになって感覚が追いついてくると、大いなるレベルアップをするんだろうなぁとなんとなくの感覚で思いました。先は長いですが子どもを目指して?のんびりやっていきたいと思います。

 また、この本の一覧もAIに整理してもらいました。

No.作曲家Op. / 識別番号曲名・備考調性楽章数
■ SONATINEN(ソナチネとソナタ) No.1〜17
Kuhlau(クーラウ) Op.20 3つのソナチネ
1KuhlauOp.20-13つのソナチネ 第1番ハ長調3
2KuhlauOp.20-23つのソナチネ 第2番ト長調3
3KuhlauOp.20-33つのソナチネ 第3番ヘ長調3
Kuhlau(クーラウ) Op.55 6つのソナチネ(第1〜3番)
4KuhlauOp.55-16つのソナチネ 第1番ハ長調2
5KuhlauOp.55-26つのソナチネ 第2番ト長調2
6KuhlauOp.55-36つのソナチネ 第3番ハ長調3
Clementi(クレメンティ) Op.36 6つのソナチネ
7ClementiOp.36-16つのソナチネ 第1番ハ長調3
8ClementiOp.36-26つのソナチネ 第2番ト長調3
9ClementiOp.36-36つのソナチネ 第3番ハ長調3
10ClementiOp.36-46つのソナチネ 第4番ヘ長調3
11ClementiOp.36-56つのソナチネ 第5番ト長調3
12ClementiOp.36-66つのソナチネ 第6番ニ長調3
Haydn / Mozart / Beethoven
13HaydnHob.XVI-35 (Op.30-1)ソナタ第35番 ハ長調ハ長調3
14MozartK.545ソナタ ハ長調ハ長調3
15BeethovenOp.49-2ソナタ第20番 ト長調ト長調2
16BeethovenOp.49-1ソナタ第19番 ト短調ト短調2
Dussek(デュセック)
17DussekOp.20-1 (19-1)6つのソナチネ 第1番ト長調2
■ RONDOS UND ANDERE STÜCKE(ロンドとその他の小品) No.18〜30
18J.S.BachBWV 846プレリュード ハ長調(平均律第1巻第1番)ハ長調1
19HaydnOp.74-3 第2楽章アダージョ ホ長調(弦四第74番「騎士」より)ホ長調1
20HaydnOp.74-2 第2楽章アンダンテ・グラツィオーソ 変ロ長調変ロ長調1
21HaydnOp.74-2 第4楽章アレグロ ヘ長調ヘ長調1
22Haydn交響曲第94番 第2楽章アンダンテ ハ長調(「驚愕」より)ハ長調1
23MozartK.485ロンド ニ長調ニ長調1
24BeethovenOp.51-1ロンド ハ長調ハ長調1
25BeethovenOp.21 第2楽章交響曲第1番 第2楽章よりヘ長調1
26SchubertD935-3 主題即興曲 変ロ長調 主題部変ロ長調1
27SchubertD593-1スケルツォ 変ロ長調変ロ長調1
28SchubertD664 第2楽章ソナタ第13番 第2楽章 イ長調イ長調1
29WeberOp.7 主題+第1変奏イタリア民謡による7つの変奏曲よりハ長調1
30MendelssohnOp.16-1幻想曲(奇想曲)第1番 イ短調イ短調1

 昔はじっくりと本とにらめっこをして読んで理解して、書いて整理して覚えてという過程を踏んできたのかなと推測しますが、AIを使って相談しながらまとめると、まぁまぁ大変ですが、自分でここまで調べ上げることを考えるとかなり簡単にいろんなことが整理できるのだなぁと時代の進歩を感じました。

 今後AIを使っていくことが当たり前になるので、使い方もきちんと学んでいこうと思いました。