へんしんバイクとは
へんしんバイクとは、簡単にいうバランスバイクモードと、ペダルをつけてスポーツバイクモードとして乗ることができる、という変身できるバイクです。
今では2(ツー)も出ているのですが、14インチのもらいものなのでどっちかわかりませんが、おそらく1だと思われます。でも、十分乗れる状態です。
実は、長女の4歳の誕生日に16インチで補助輪ありの自転車を買っていたのですが、まだちょっと大きかったのです。たまに少しの時間だけ乗る、というのが半年ほど続いていたので、ゆっくり乗れるようになってくれたらいいかなと思っていたところでした。
長女はもらった瞬間に目を爛々と輝かせていました。これまで友人宅でストライダーを乗せてもらおうとした時なんて見向きもしなかったのに、興味をもってくれたようです。補助輪付き自転車よりキックバイクの方が断然レベル感があっているので、乗れるのが楽しかったようです。
長女は、まだ自転車に1人で乗れないので本当にありがたいもらいものでした。
へんしんバイクにはペダルがついていたので、自分で取り外し、取り付けを調べながら行いました。その時のことを忘れないように、つけ方(外し方)を記録に残しておきます。
べダルのつけ方
通常、お店で買うと、購入店に持っていったらやってもらえると思いますが、もらいものでもあり、持っていくのも大変だったので、自分でやることにしました。ちょっとした工具が必要になりますが、以下の工具があれば、取り付け、取り外し可能です。
準備するもの
・プラスドライバー
・15mmのラチェットレンチ
・5mmの六角レンチ(2つ)
・8mmのスパナ
手順
簡単にまとめると以下です。(ペダルの外し方は単純に逆にするだけです)
- ブレーキ機構をとめているネジを緩める
- 後輪とめているナットを外す(両側)
- タイヤを外す
- ペダル、チェーンをつける
- タイヤを戻しながらチェーンカバーをつける
- ペダル機構をとめているネジを締める(六角)
- 各ネジ、ナットを締める
- ブレーキの調整
以下は写真になります。一部撮れていない個所もあるのでご了承下さい。
ブレーキ機構のネジを緩める
後輪のナットを外す①(15mm)
後輪のナットを外す②(15㎜)
タイヤを外し、ペダルをつける(チェーン、カバーも同時に)
ペダルシステムをフレームに固定するボルト(六角レンチ5mmを使用)
取り付けの際に注意するポイント
チェーンカバーをつけるところが、注意するポイントです。
最終的には、べダルシステム、タイヤと同時にふわっと合わせて、入ったらタイヤを引っ張って取り付ける、というのが上手に取り付けるコツだという結論に達しました。
手順としては、以下を参考にしてください。
タイヤの位置をずらしてカバーをいれる
タイヤの位置を決めて先に入れるとチェーンカバーがフレームに引っ掛かりうまく入らず、逆にフレーム側から入れるとペダルの足(クランク)にひっかかり入らないので注意してください。
チェーンが伸びるようにタイヤの位置を決める
チェーンが伸びるように引っ張っておかないと、走行中にカバーに引っかかり、ガリガリと音がするようになるのでそこだけは、丁寧にゆっくりやったほうがよいです。
カバーの位置を確定する
カバーがカチッとはまらないので、この位置でいいのか自信がもてず、悩んでしまいました。
後日、ワークベンチ上で作業をしたら結構楽にできたので、台があればそのうえで作業をしたほうがやりやすいかもしれません。
後ろカバーのつけ方
後ろのカバーをつけようとすると、後輪をとめているナットがきつくてはいらないので、後輪とフレームの間を手で強引にすきまを開けると入ります。
赤まるのところにねじ込みました
前カバーと後ろカバーをとめるネジが3か所ありますが、フレームに隠れて止められないのが1箇所ありました。でも2か所で十分とまっているのでそのままにしています。
後はペダル機構をとめているアタマが六角のボルトを締めて、各ネジ、ナットを本ジメして完成しました!!(忘れてたら、次の日にタイヤの位置がずれたみたいでチェーンがカバーに引っかかりはじめ、何か音がするーと娘からクレームが入りましたが・・・)
ブレーキの調整方法
続いてブレーキの調整をしました。
ブレーキのインナーケーブルをとめているナット(赤マルの箇所。確か8mm)を緩めて、バネの機構があるところをぐっと矢印の(縮める)方に押し込んで、ナットを締めます。
どれくらいの力で押し込んだらどれくらいブレーキが利くようになるかは、やってみて調整するしかないと思います。
最終的にはこれだけでブレーキが効くようになりましたが、そもそもの機構やバネの押込み加減やらよく分からす適当にやってたので、実は結構苦戦しています。
ちなみに、ナットを緩めただけではインナーケーブルは引っ張られないのでその部分はロードバイクなどの自転車に比べると楽だと思います。
公道での走行についての可否
ストライダーと同様に公道での走行についてどうなのか、という問題もあります。公式HPでは何ともグレーな書き方をされています。
公道で乗るには、保安部品が必須ですが、バランスバイクモードではサドルを下げるために、反射板を外しています。スポーツバイクモードでは、前後ブレーキ、反射板など、自転車に必要な安全装備を揃えています。
へんしんバイク2 公式サイト
幼児用自転車は歩行者と同じ扱いを受けますので、必ず保護者の方といっしょに歩道を通行してください。お子さまの年齢から、車の通る場所、人通りの多い場所、坂道や段差は避けてください。周囲の安全はもちろん、お子さまから目を離さず、十分に安全確保をしてください。
つまり、ペダルを付けたら乗ることはできますが、安全のため、避けたほうが良いということでしょう。確かに幼児が一人で乗るのはかなり危ないし、車通りが多いところでは乗らないほうが良いと思います。あくまで安全が確保できる家の前の道路等で親の目が届く範囲で乗る、というのが無難ではないでしょうか。
<公道での走行の是非についての私的見解>
バランスバイクモード
公道不可(これは、ストライダーと同様)
スポーツバイクモード
自転車としての装備は備えているため、乗ることは可能だと思いますが、幼児ということを考えて安全のため避けた方がよいと思います。